馬喰横山の焼肉店で食べ放題を楽しむときに、気にしたいのはどのくらいのメニュー数あるのか、そして肉の提供はどうなっているのかです。既に世の中はコロナで騒がれていた頃を忘れるかのようになっていますが、あの頃は外食さえ難しいときもあり、人々は悶々としていました。馬喰横山の焼肉食べ放題を行っている店でも、他のお客様と同じトングを扱うようないわゆる取り放題のビュッフェ形式の店は営業が難しくなったり、ビニール製の手袋をしてトングを取り扱ったりしていました。それくらい見えないウイルスに対して人々は恐れ、そして警戒したのです。
その流れは現在でも引き継がれている店もあるようです。それまでビュッフェ形式で大皿に盛られていた肉を取り、自分の席に座って肉を焼くようなスタイルの店はかなり減り、テーブル席からタブレットを使ってオーダーすると肉皿を持ってきてくれるようなスタイルとなっています。店内の中央に配置されていたビュッフェに取りにいくのも食事の楽しみの一つだっただけに、現在の流れは好意的に見る人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
とはいえ、食べ放題では食べ残しや取り過ぎた結果食べなくて残してしまうという問題がありました。この問題の解決に頭を悩ませていた店側は、テーブル席に「食べられる量だけ取りましょう」とやんわりと注意喚起をしていても大きな効果はなかったと聞いています。店によっては、あまりにもひどい残し方をしている場合に追加料金を請求しますという注意書きがされていることもありました。日本の場合はお客様が優位という意識が強いので、どうしても残すことについて店側が強くいえない傾向があります。
これらの問題を解決してくれるのが、オーダーすることによって肉皿を運んできてくれるシステムでしょう。このシステムはテーブルごとの注文も分かっていますし、少量ずつ運ばれてくるため、残すケースが減ったといわれています。もちろん、お客様によっては気にしていない場合もあると思いますが……。さらにこのシステム、馬喰横山の焼肉店でも導入しているところがあります。人件費削減効果と、オーダー間違いを防ぐ効果があります。本来なら店員がオーダーを聞きにいくスタイルが望ましいのかもしれませんが、この場合は言った言わないの問題や、聞き間違いなどの問題が発生します。それらの対応をしていると従業員がかかりっきりになってしまうでしょう。
店側もお客様も満足できるのが、このオーダーをする食べ放題システムです。従業員の仕事は主にオーダーされたメニューを小皿に用意することとなっています。無駄を防いだ結果、想定外の値段で食事が楽しめますし、コストパフォーマンスも高いと評価されているとのこと。もちろん、好みはありますし、オーダーを聞きにこないタブレットシステムに戸惑う年齢層もいるようですが、スマートフォンよりも使い方は簡単で親切です。カラーの大きな画面なので目が悪い方でも困ることもありません。
馬喰横山の焼肉店でも見かけるこのシステムは、焼肉に限定することはなく、近年では居酒屋メニューまでオーダーできる店も増えてきました。馬喰横山の焼肉店は夜というイメージが強かったのですが、食べ放題であれば夜に食べたくないと思う人も多いので、昼間の営業も行うと共にやや価格を下げているようです。その結果、ファミリー層や学生グループといったお客様が手頃な値段で思いっきり食事ができると評価しています。このようなシステムの馬喰横山の焼肉店は今後も増えていきそうです。食べ放題であっても、提供する肉にはこだわりがあります。国産牛に限定していたり、取引先を限定していたりすることで一定のレベルを保っているので想像以上の内容となっています。
